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二人三脚で

相談実例

「あぁ、JOBOTAがあってよかった!」(50代女性)。
開設後、相談所には、こんな声が寄せられるようになり、スタッフ一同、気持ちを引き締め、相談活動に励んでいます。

相談事例① 二人三脚で

「JOBOTA」開設当初にCさんは来所。夫妻の年金は合わせて100,000円。
「もう少し収入を増やしたい。利用できる職業紹介所に通ってきたが、高齢のために決まらない」と話します。

以降、Cさんと男性スタッフとの二人三脚の取り組みが始まりました。
来所面談7回、電話連絡11回と相談を重ね、7社目の応募でビル清掃会社に採用されました。1カ月半後のことでした。
高齢者の就職活動という困難なケースでしたが、男性スタッフはこう話します。

「Cさんを信じていた。年齢は確かに高いが、元気だし働く意欲は強い。あきらめなければ必ず就職できると思い、支援してきた」

相談事例② パソコン教室が励み

Dさんは、就職した会社でパワハラを受け、仕事に行けなくなりました。
それから10年をこえる年月、両親の介護もあり、仕事に就くことができず、家にこもっていました。生活費は両親の年金。ところが父親が亡くなり、母も介護施設に入所することになりました。
「親名義で借りているアパートが売却されたようで、退去か家賃の値上げを新オーナーから迫られ、困っている」とDさんは「JOBOTA」を訪れました。
担当したスタッフは、新オーナーに状況を確認するように助言。このなかでアパートの売買契約が破棄されおり、これまで通り住み続けられることがわかりました。
これを契機にDさんは、週一回「JOBOTA」に通っています。

「JOBOTA」では、就労準備のために毎週土曜日にパソコン教室を開いています。
Dさんは、パソコンに触ったこともありませんでしたが、パソコン教室に参加し、ローマ字入力ができたことに少し自信がもてた様子。就職に向けて履歴書の作成、模擬面接、介護職場の体験などのプログラムをこなしています。

「目ぢからが出てきて、表情がひきしまってきた」。Dさんの変化をパソコン教室の担当スタッフがこう話します。就職できる日も近いのではと思われます。

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